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openSUSE11.3のインストール [openSUSE]

先日リリースされたopenSUSE 11.3をVMware Player環境にインストールしてみる。

ダウンロードは次のURLから可能であるが、自分のPC(Win7-IE8)では表示できなかった。
http://software.opensuse.org/113/ja
真っ白なページが表示されるが、ソースを表示させるとちゃんと表示されるので
JavaScriptの問題なのかもしれない。

次のリンク直ではIE8でもダウンロードできたが、MD5SUM値や関連ダウンロードを確認するためにも、
Firefoxなどを使うほうが無難なようである。
http://download.opensuse.org/distribution/11.3/iso/openSUSE-11.3-DVD-x86_64.iso

VMware Playerは、openSUSE11.3の簡易インストールに対応しているようだが、
実際にはうまくいかないので、通常インストールを行う。

インストールには64ビット版DVDイメージと非オープンソース CDイメージを使用した。
作業内容的には11.2の時と大差ないが、一応記述しておく。

新規仮想マシンの作成にあたって、インストーラディスクイメージファイルを
指定すると簡易インストールを使用してしまう。
openSUSE11.3_12404_image002.jpg

簡易インストールを避けるため、「後でOSをインストール」を選択する。
openSUSE11.3_12404_image004.jpg

その他のゲストOSの設定は次の通りとした。
ゲストOSの選択:Linux → OpenSUSE 64 ビット
ディスク最大サイズ:128GB(そんなにいらないですが)
メモリ:4096MB
プロセッサコアの数:4
CD/DVDドライブ:64ビット版インストーラDVDイメージと非オープンソース CDイメージの
           2つを2台のドライブとして割り当てた。
ディスプレイ:3Dグラフィックスのアクセラレーションを有効

設定した仮想マシンを起動してインストールを始める。
openSUSE11.3_12404_image006.jpg

インストーラが起動したら、まずF2で言語を選択する。
openSUSE11.3_12404_image008.jpg

日本語を選択する。
openSUSE11.3_12404_image010.jpg

この状態で「インストール」を選択し、Enterを押す。
(今回はビデオモードは、デフォルトのままで進める。)
openSUSE11.3_12404_image012.jpg

ようこそ画面では、言語とキーボードレイアウトが日本語を選択されていることを確認して、次へボタンを押す。
openSUSE11.3_12404_image014.jpg

インストールモードについては、新規インストールが選択されていることを確認し、
「別途のメディアで提供されるアドオン製品をインストールする」にチェックをつけ、
「自動設定を利用する」のチェックは外して次へ進む。
openSUSE11.3_12404_image016.jpg

今回「自動設定を利用する」のチェックは外したが、次の項目がデフォルト設定で問題なければ、
自動設定を利用する設定で全然問題ない。
 ・ホスト名とドメイン名
 ・ネットワーク設定
 ・オンライン更新
 ・リリースノート確認
 ・ハードウェア設定

ネットワーク設定は「はい」を選択して次へ。
openSUSE11.3_12404_image018.jpg

DHCPを利用した自動アドレス設定を選択して次へ。
openSUSE11.3_12404_image020.jpg

アドオン製品のメディア種類は「CD」を選択して次へ。
openSUSE11.3_12404_image022.jpg

CDのイメージを設定したドライブを選択する。
openSUSE11.3_12404_image024.jpg

次へを押す。
openSUSE11.3_12404_image026.jpg

時計とタイムゾーンでは、デフォルトで「ハードウェアの時刻はUTCに設定」にチェックがついているので、チェックを外す。
openSUSE11.3_12404_image028.jpg

チェックを外すと時刻が狂ってしまうため、変更ボタンを押し、NTPサーバと再同期するために、
「いますぐ同期」ボタンを押す。同期後、了解ボタンを押す。
openSUSE11.3_12404_image030.jpg

時刻が正しく設定されていることを確認して次へ。
openSUSE11.3_12404_image032.jpg

デスクトップは好きなものを選べばよいが、今回はGNOMEを選択する。
openSUSE11.3_12404_image034.jpg

パーティションについては、スワップとルートのみとするので、
「パーティションベース」を選択して「パーティション設定の編集」ボタンを押す。
openSUSE11.3_12404_image036.jpg

/dev/sda3を右クリックして「削除」を選択する。
openSUSE11.3_12404_image038.jpg

/dev/sda2を右クリックして「サイズ変更」を選択。
openSUSE11.3_12404_image040.jpg

「最大サイズ」を選択してOK
openSUSE11.3_12404_image042.jpg

Swapに2.01GB、その他はすべてルートに割りあたったことを確認して了解
openSUSE11.3_12404_image044.jpg

次へ
openSUSE11.3_12404_image046.jpg

ユーザを作成する
openSUSE11.3_12404_image048.jpg

インストール設定が表示される。
希望と異なる点があれば、ここで調整する。
openSUSE11.3_12404_image050.jpg

仮想マシン内には、単独のOSをインストールするのでMBRからの起動を有効にする。
代わりにルートパーティションからの起動は無効にする。
openSUSE11.3_12404_image052.jpg

ソフトウェアを追加で指定する。
openSUSE11.3_12404_image054.jpg

デスクトップPCなので、基本技術の「モバイル」と「タブレットPC」は、除外、
サーバ機能も自動で選択されたもの以外はチェックしていない状態で
とりあえず、その他はすべて選択した。
openSUSE11.3_12404_image058.jpg

すべてを確認したら「インストールする」ボタンを押す。
openSUSE11.3_12404_image060.jpg

確認ダイアログが出るので、「インストールする」を選択する。
openSUSE11.3_12404_image062.jpg

インストール後、いったん再起動される。
openSUSE11.3_12404_image064.jpg

ホスト名とドメイン名を設定する。
今回はデフォルトのままとする。
openSUSE11.3_12404_image066.jpg

ネットワーク設定はデフォルトのままとする。
openSUSE11.3_12404_image068.jpg

インターネットへの接続テストはスキップした。
openSUSE11.3_12404_image070.jpg

「更新の実行」を選択して次へ。
openSUSE11.3_12404_image072.jpg

「了解」ボタンを押す。
openSUSE11.3_12404_image074.jpg

次へ。
openSUSE11.3_12404_image076.jpg

リリースノートを確認して次へ。
openSUSE11.3_12404_image078.jpg

ハードウェア設定はデフォルトのまま次へ。
openSUSE11.3_12404_image080.jpg

完了ボタンを押す。
openSUSE11.3_12404_image082.jpg

再起動される。
openSUSE11.3_12404_image084.jpg

VMware Toolsはインストール済となっているようだが気持ち悪いので、再インストールする。
VMware Playerのメニューから、「仮想マシン」→「VMware Toolsの再インストール」を選択。

VMware Tools CD-ROMが、自動的にマウントされる。
openSUSE11.3_12404_image086.jpg

GNOME端末を開く。
openSUSE11.3_12404_image088.jpg

次のコマンドでrootにスイッチする。
su - root
openSUSE11.3_12404_image090.jpg

ワーキング ディレクトリに移動する。
cd /tmp
openSUSE11.3_12404_image092.jpg

インストーラを展開する。
tar zxpf "/media/VMware Tools/VMwareTools-8.4.2-261024.tar.gz"
openSUSE11.3_12404_image094.jpg

インストーラを実行する。
cd vmware-tools-distrib
./vmware-install.pl
openSUSE11.3_12404_image096.jpg

質問にはすべてEnterを押し、デフォルト値を選択する。
openSUSE11.3_12404_image098.jpg

インストールが終了すると自動的にCD-ROMはunmountされる。
openSUSE11.3_12404_image100.jpg

次のコマンドを実行。
/usr/bin/vmware-user
openSUSE11.3_12404_image102.jpg

なお、解像度の設定は、メニューから「モニタの設定(起動後のウインドウ名は「ディスプレイの設定」)」を起動して
変更したものは保存されないようで、再起動すると解像度が元に戻ってしまう。
画面右下のディスプレイのアイコンをクリックして表示される
「モニタ(起動後のウインドウ名は「モニタの設定」)」で設定すると保存されるようである。

デスクトップ効果については、使用できなかった。
警告が出ても無理やり有効に設定することはできるが、画面が真っ白になってだめだった。
しばらくすると元に戻る。

タグ:openSUSE
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