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FreeBSD 8.2-RELEASEのインストール [FreeBSD]

僕が初めてFreeBSDを触ったのは、2.2.6の頃。
会社にLinuxに興味を持った友人がいて、そいつはSlackwareのインストールCDが付いた本なんかを買って来て色々いじって遊んでました。

当時、PC-98を使っていた自分は、自分のPCでは、Linuxを使えないと思っていたのですが、その友人が言うには、Linuxは大きく分けて、RedHat、Slackware、FreeBSDの3つがあり、FreeBSDならPC-98でも使えるということでした。
もちろん、この話は間違いで、FreeBSDはLinuxではありません。(もし、Linuxを大きく3つに分けるなら、もう1つはDebianだと思います。)
しかし、このことに気づいたのは、ずいぶんあとになってからでした。

ともあれ、FreeBSDをPC-98で使えるというのは間違いではなかったため、早速店に行って、パシフィック・ハイテック社(現ターボリナックス)のパッケージ(しかも無謀にも色々付いてる高い方)を買ってきました。
当時、MS-DOSやWindows3.1や95、NTとOS/2は、使ったことがありましたが、Unix系OSは使ったことがなく、とてもハードルが高かったことを覚えています。Xを使用できるようにしたり、ダイヤルアップの設定をしてネットにつなぐのも一苦労でした。
今のようなブロードバンド環境が普及していなかった当時は、FreeBSDのインストーラCDを付録として付けてくれる月刊誌UNIX USERをとても重宝していました。

AmazonでFreeBSD書籍を調べてみると最近発売されたものは非常に少ないです。月刊誌SoftwareDesign(技評社リンク)では、時々特集を組んでくれますが、この記事がとても貴重な情報源となっています。



他のOSのインストーラがGUI化される中、FreeBSDのインストーラは、多少の変化はあるものの、昔ながらの構成を保っています。
(FreeBSD 9では、インストーラも変わるようですが。)
Software Design2008年4月号を読むとfinstallというGUIのインストーラも開発が進められてはいるようですが、調べてみると、もともと、Google Summer of Code project for the year 2007のために開発されたようで、今は開発が止まってしまっているように見えます。
http://ivoras.sharanet.org/blog/tree/2009-02-19.what-happened-to-finstall.html
ただ、デスクトップ用途向けには、FreeBSDベースのPC-BSDやDesktopBSDも開発されており、FreeBSDを取り巻く環境も変わりつつあります。

最近、あまり使わなくなってしまっているFreeBSDを久しぶりにインストールして記事を書こうとしたところ、思いのほか時間がかかってしまい、もたもたしていたら、FreeBSD9のBETA3まで出てしまいました。
また、Software Design 2011年10月号でも特集が組まれました。
(しかも、もう次の号まで発売されちゃって超タイミング悪いですが・・・)

Software Design誌は、ここ最近、FreeBSDのメジャーアップデートの直前に特集を組んでくれているようです。

今回は、VMware Player 4.0 環境上にFreeBSD 8.2をインストールしてみます。

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タグ:FreeBSD

FreeBSD 8.2-RELEASE公開 [FreeBSD]

2月24日にFreeBSD 8.2-RELEASEが公開されていました。
http://www.freebsd.org/ja/news/newsflash.html#event20110224:01

むぅ、インストールしてみたいOSはたまっていく一方だな・・・
タグ:FreeBSD

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