SSブログ

Mageia 1 のインストール [Mandriva]

MageiaはMandrivaから派生したLinuxディストリビューションです。
http://www.mageia.org/en/

Mandrivaの元開発者も携わっているようです。次のブログが参考になると思います。
http://d.hatena.ne.jp/kakurasan/20110602/p1
あと、意外と2chの情報も参考になりそうです。
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/linux/1298345116/

Mandriva Linux 2011をインストールしたついでと言ってはなんですが、派生ディストリビューションであるMageia 1をVMware Player 4.0環境にインストールしてみようと思います。

なお、次のバージョンであるMageia 2は、来年5月3日リリース予定だそうです。
http://blog.mageia.org/en/2011/10/22/new-planning-for-mageia-2/

インストーラディスクは次のURLからダウンロードできます。
http://www.mageia.org/en/downloads/

最初、full installation用の64-bit DVDをダウンロードしてインストールしてみたのですが、
パッケージグループを選択する画面で次のように選択して、インストールをしたところ・・・
Mageia1_001.jpg

エラーになってしまいました。
インストールメディアのMD5SUMやSHA1SUMのチェックは、正常だったんですけどね。
Mageia1_002.jpg

Mageia1_003.jpg

そこで、network install用のboot.iso 64-bit CDをダウンロードして、インストールしました。

まず、VMware Playerにて仮想マシンを新規に作成しますが、インストーライメージファイルを
指定しても、自動ではOSの種類を検出してくれません。
Mageia1_004.jpg

ゲストOSについては、「Lunux」 → 「他の Linux 2.6.x カーネル 64 ビット」を選択します。
Mageia1_005.jpg

仮想マシンに名前を付けます。
Mageia1_006.jpg

ディスク容量は32GBとしました。
Mageia1_007.jpg

ハードウェアをカスタマイズします。
Mageia1_008.jpg

メモリの割り当ては4096MBとしました。
Mageia1_009.jpg

CPUは4コアを割り当てました。
Mageia1_010.jpg

CD/DVDは、インストーラのイメージファイルが起動時に接続するよう設定されています。
Mageia1_011.jpg

意味があるかどうかはわかりませんが、念のため、ディスプレイの「3Dグラフィックスのアクセラレーション」にはチェックをつけておきます。
Mageia1_012.jpg

完了ボタンを押して保存します。
Mageia1_013.jpg

保存した仮想マシンを起動します。起動したら、「linux」と入力してEnterキーを押します。
Mageia1_014.jpg

インストール方法は「FTP server」を選択します。
Mageia1_015.jpg

ここでは、DHCPを選択しました。
Mageia1_016.jpg

ここでは、何も入力せずにOkしました。
Mageia1_017.jpg

ここでも、何も入力せずにOkしました。
Mageia1_018.jpg

ここでは「1」を選択しました。
Mageia1_019.jpg

ミラーサイトの一覧が表示されるので、山形大学のFTPサイトを選択しました。
Mageia1_020.jpg

山形大学のFTPサーバの情報が表示されるので、このままOkします。
Mageia1_021.jpg

インストールプログラムが読み込まれます。
Mageia1_022.jpg

インストーラが起動します。基本的にはMandriva2010がベースになっているようです。
言語は、「日本語」を選択します。
Mageia1_023.jpg

ライセンスを承諾します。
Mageia1_024.jpg

パーティション設定は「空き領域を使う」を選択します。
Mageia1_025.jpg

Mandrivaと同様に、「次へ」を押すと、確認画面もなく、すぐにフォーマットが始まるので仮想環境ではなく、実ディスクを使用している場合は要注意です。
Mageia1_026.jpg

デスクトップを選択します。ここではカスタムを選択しました。
Mageia1_027.jpg

パッケージグループを選択します。
今回はサーバ以外はすべて選択しました。
「パッケージを個別を選択」はチェックをつけませんでした。
Mageia1_028.jpg

インストールが始まります。
ネットワークインストールなので数時間かかります。
Mageia1_029.jpg

rootパスワード設定と、一般ユーザの作成を行います。
Mageia1_030.jpg

解像度を設定します。
今回は1024x768@70Hzとしました。
Mageia1_031.jpg

設定内容を確認して次へ進みます。
Mageia1_032.jpg

インストールが完了したら再起動します。
Mageia1_033.jpg

再起動されます。
Mageia1_034.jpg

ログイン画面では、作成した一般ユーザを指定してログインします。
Mageia1_035.jpg

ログインしました。
Mageia1_036.jpg

続いて、VMware Tools をインストールしますが、linux-headersが必要となります。
インストールするlinux-headerを確認するため、端末を開いて、次のコマンドを実行し、リリース番号を確認します。
$ su -
(rootパスワードを入力)
# uname -r

Mageia1_037.jpg

linux-headersをインストールするため、メニューから「RPM をインストール/アンインストール」を選択します。
Mageia1_038.jpg

該当するリリース番号のkernel-develファイル(ここではkernel-server-devel-2.6.38.8-6.mga)をインストールします。
Mageia1_039.jpg

Mageia1_040.jpg

VMware Player のメニューバーから、「仮想マシン」→「VMware Toolsのインストール」を選択します。
Mageia1_041.jpg

光学デバイスが検知されます。
Mageia1_042.jpg

VMware ToolsのCDにアクセスできることを確認します。
Mageia1_043.jpg

端末を開きます。
Mageia1_044.jpg

次のコマンドを実行し、VMware Toolsのインストールを行います。
$ su -
(rootパスワードを入力)
# cd /tmp
# tar zxpf '/media/VMware Tools/VMwareTools-8.8.0-471268.tar.gz'
# cd vmware-tools-distrib
#./vmware-install.pl

Mageia1_045.jpg

vmware-install.pl実行時の質問には、すべてEnterを押してデフォルト値で処理を進めます。
Mageia1_046.jpg

HGFSのみ失敗していますが、VMware Toolsがインストールされました。
Mageia1_047.jpg

処理完了後、次のコマンドを実行します。
# vmware-user

Mageia1_048.jpg

続いて解像度を設定します。
メニューから「KDE システム設定」を選択します。
Mageia1_049.jpg

「ディスプレイとモニタ」を選択します。
Mageia1_050.jpg

ディスプレイ設定を変更しました。
Mageia1_051.jpg

以上でインストール完了です。
Mageia1_052.jpg

日本語入力もできますが、フォントを選ばないと化けてしまいます。
Mageia1_053.jpg

ログイン時には、他のWindow Managerを選択することも可能です。GNOMEを選択してみます。
Mageia1_054.jpg

こんな感じです。
Mageia1_055.jpg

以上です。
タグ:Mandriva
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。