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Oracle Solaris 10 9/10 のインストール [Solaris]

先日リリースされたOracle Solaris 10 9/10をダウンロードしたので、
VMware Player環境にインストールしてみました。

結論から言ってしまうと、Oracleブランドになったからと言って、そんなにイメージは変わっていませんでした。
Oracle Enterprise Linuxみたいに、もっとOracle色の強いデザインになっていることを期待していたのですが。

ひとまず、インストール手順を以下に書いておきます。

今回は次の米OTNページからOracle Solaris 10 (x86)をダウンロードして、使用しました。
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solaris/downloads/index.html
ダウンロードするためには米OTNへの登録が必要です。

仮想マシンの設定は次の通りです。
・インストーラ ディスク イメージ ファイル:ダウンロードしたISOファイルを指定。
・HDD:128GB
・メモリ:4096MB
・CPU:4コア
・ディスプレイ:効果がないとは思うけど「3Dグラフィックスのアクセラレーション」にチェック

仮想マシンを起動すると、ソフトウェアの更新としてVMware Toolsのダウンロードを促されるので、「ダウンロードしてインストール」を選択します。
Solaris10_201009_001.jpg

すると、ダウンロードが始まります。
Solaris10_201009_002.jpg

VMware Toolsをダウンロードしている間に裏ではどんどん処理が進んでしまいます。
Solaris10_201009_003.jpg

Oracleに買収されてもSunOSの名前は変わっていません。
Solaris10_201009_004.jpg

1. Solaris Interactiveを選択しますが、ほっといても30秒で先に進みます。
Solaris10_201009_005.jpg

キーボードレイアウトの設定では、Japaneseを選択します。
Solaris10_201009_006.jpg

この画面が出てから30秒以内にEnterを入力するとGraphicalモードでのインストールが始まりますが、
30秒以上放置した場合や、正常にグラフィック表示をできなかった場合は、consoleモードでのインストールになります。
Solaris10_201009_007.jpg

今回はグラフィックモードでインストールします。
正常に画面が表示されているのを確認して、左上のウインドウでEnterを入力します。
Solaris10_201009_008.jpg

言語の選択では5.Japaneseを選択します。
Solaris10_201009_009.jpg

ここで、初めてOracleのロゴが。でも、Solarisのデザインとしてはあまり変わってないみたい。
「次へ」ボタンで進みます。
Solaris10_201009_010.jpg

ネットワーク接続については「する」を選択します。
Solaris10_201009_011.jpg

DHCPの使用については「はい」を選択します。
Solaris10_201009_012.jpg

IPv6は使用しないので「いいえ」を選択します。
Solaris10_201009_013.jpg

Kerberosは使用しないので「いいえ」を選択します。
Solaris10_201009_014.jpg

ネームサービスは「なし」を選択します。
Solaris10_201009_015.jpg

NFSv4ドメイン名は「システムによって取得された NFSv4 ドメインを使用します」を選択します。
Solaris10_201009_016.jpg

時間帯の指定については「大陸/国/地域」を選択します。
Solaris10_201009_017.jpg

大陸と国では、まずアジアを選択します。
Solaris10_201009_018.jpg

アジアの中から「日本」を選択して次に進みます。
Solaris10_201009_019.jpg

時刻を確認し、問題があれば修正します。問題がなければ、そのまま次へ。
Solaris10_201009_020.jpg

rootパスワードを設定します。
Solaris10_201009_021.jpg

リモートサービスの有効化は「はい」を選択します。
Solaris10_201009_022.jpg

Oracle Solaris自動登録は「My Oracle Supportの情報を使用して登録します。」のチェックを外して次へ進みます。
Solaris10_201009_023.jpg

何も入力せずに次へ進みます。
Solaris10_201009_024.jpg

情報を確認して「確認」ボタンを押します。
Solaris10_201009_025.jpg

ようこそ画面で次へ進みます。
Solaris10_201009_026.jpg

インストーラ・オプションは2つの質問とも「いいえ」を選択して進みます。
Solaris10_201009_027.jpg

了解ボタンを押します。
Solaris10_201009_028.jpg

媒体は「CD/DVD」を指定します。
Solaris10_201009_029.jpg

ライセンスについて「同意する」にチェックを入れて次へ進みます。
Solaris10_201009_030.jpg

インストール形式は「カスタムインストール」を選択します。
Solaris10_201009_031.jpg

ソフトウェアのロケールについては、まず「アジア」を開きます。
Solaris10_201009_032.jpg

「日本語(ja)」、「日本語(日本,PCK)」、「日本語(日本,UTF-8)」にチェックを入れます。
Solaris10_201009_033.jpg

システムのロケールは「日本語(日本,UTF-8)」を選択します。
Solaris10_201009_034.jpg

追加製品は「なし」を選択します。
Solaris10_201009_035.jpg

ソフトウェアグループは「全体ディストリビューションとOEM」を選択します。
Solaris10_201009_036.jpg

ディスクの選択では、起動ディスクが選択されていることを確認して次へ進みます。
Solaris10_201009_037.jpg

今回はディスク構成をカスタマイズしません。
ディスクにチェックをつけずに次へ進みます。
チェックをつければfdiskでカスタマイズ可能です。
Solaris10_201009_038.jpg

今回はそのまま次へ進みます。
Solaris10_201009_039.jpg

「インストール開始」ボタンを押します。
Solaris10_201009_040.jpg

インストールが始まります。
Solaris10_201009_041.jpg

インストーラDVDイメージを切断後、「リブートする」ボタンを押します。
Solaris10_201009_042.jpg

再起動します。
Solaris10_201009_043.jpg

rootでログインします。
Solaris10_201009_044.jpg

Java Desktop System 3を選択します。
Solaris10_201009_045.jpg

ログインできました。
Solaris10_201009_046.jpg

しばらくすると登録ウィザードが開きます。「登録を続行」を選択します。
Solaris10_201009_047.jpg

Sunオンラインアカウントを入力します。ここではOracleではなく、Sunのアカウントが使われています。
Solaris10_201009_048.jpg

「Update Connectionを構成せずにSolarisソフトウェアを登録」を選択します。
Solaris10_201009_049.jpg

「自動登録を有効にする」にチェックを入れ、情報受け取りについては「はい」を選択して完了ボタンを押す。
Solaris10_201009_050.jpg

「閉じる」ボタンを押します。
Solaris10_201009_051.jpg

VMware Player下部の「インストールを完了しました」ボタンを押します。
Solaris10_201009_052.jpg

続いてVMware Toolsのインストールを行います。
VMware Playerのメニューから「VMware Toolsのインストール」を選択します。
Solaris10_201009_053.jpg

VMware Tools CD-ROMが自動的にマウントされます。
Solaris10_201009_054.jpg

端末エミュレータを開き、次のコマンドを打ってVMware Toolsをインストールします。
# cd /tmp
# gunzip -c /cdrom/vmwaretools/vmware-solaris-tools.tar.gz | tar xf -
# cd vmware-tools-distrib
# ./vmware-install.pl

Solaris10_201009_055.jpg

質問にはすべてEnterを入力してデフォルト値とします。
Solaris10_201009_056.jpg

解像度のみ設定を行います。
Solaris10_201009_057.jpg

次のコマンドを実行します。
# vmware-user

Solaris10_201009_058.jpg

端末エミュレータはクローズします。Gnome Media Formatはそのまま閉じます。
Solaris10_201009_059.jpg

画面の解像度を設定します。
Solaris10_201009_060.jpg

設定できました。
Solaris10_201009_061.jpg
タグ:Solaris
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