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Fedora 16 のインストール [Fedora]

11月8日にリリースされたFedora16をVMware Player4.0環境にインストールしました。
次の場所から、64ビット版 Fedora 16 DVD のISOイメージをダウンロードして、インストールに利用しました。
http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/releases/16/Fedora/x86_64/iso/

新規仮想マシン作成時には、簡易インストールを使用しないようにするため、「後でOSをインストール」を選択します。
Fedora16_001.jpg

ゲストOSについては、「Lunux」 → 「Fedora 64 ビット」を選択します。
Fedora16_002.jpg

仮想マシンに名前を付けます。
Fedora16_003.jpg

ディスク容量は32GBとしました。
Fedora16_004.jpg

ハードウェアをカスタマイズします。
Fedora16_005.jpg

メモリの割り当ては4096MBとしました。
Fedora16_006.jpg

CPUは4コアを割り当てました。
Fedora16_007.jpg

CD/DVDは、インストーラISOイメージファイルを指定します。
Fedora16_008.jpg

意味があるかどうかはわかりませんが、念のため、ディスプレイの「3Dグラフィックスのアクセラレーション」にはチェックをつけておきます。
Fedora16_009.jpg

仮想マシンウィザードを完了後、作成した仮想マシンを再生します。
Fedora16_010.jpg

完了ボタンを押して仮想マシンを保存後、起動します。
表示されるメニューは、前バージョンと比べ、ずいぶんシンプルになっています。
「Install or upgrade Fedora」を選択するか、60秒待つと、インストール処理に入ります。
Fedora16_011.jpg

Fedora16_012.jpg

インストールメディアが検知されます。
OKを選択してテストを行います。
Fedora16_013.jpg

チェックが始まります。チェックにかかる時間は、自分の環境では1分程度でした。
Fedora16_014.jpg

正常にテストが終わったことを確認して、OKボタンを押します。
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インストーラ(Anaconda)が起動します。
インストール時の言語はJapanese(日本語)を選択します。
Fedora16_016.jpg

キーボードについては、日本語が選択されているので、このまま進みます。
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ストレージデバイスについては、基本ストレージデバイスを選択します。
Fedora16_018.jpg

ストレージデバイスの警告については、なぜかタイトル以外日本語化されていません。
この画面に限らず、Fedora15に比べ日本語化対応できていない画面が多いです。
今回は、新規VM環境へのインストールなので、「Yes, discard any data」を選択します。
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ホスト名を設定します。
Fedora16_020.jpg

都市は「東京」がデフォルト表示されているのでそのままの設定とします。
「System clock uses UTC」は、デフォルトでチェックされているので、チェックを外して、次へ進みます。
Fedora16_021.jpg

rootパスワードを設定します。
Fedora16_022.jpg

パーティションについては、「カスタムレイアウトを作成する」を選択しました。
Fedora16_023.jpg

Fedora16_024.jpg

まず、BIOS Bootパーティションを作ります。作成ボタンを押します。
Fedora16_025.jpg

「Standard Partition」を選択します。
Fedora16_026.jpg

ファイルシステムタイプは「BIOS Boot」、容量は1MBを指定します。
Fedora16_027.jpg

続いてswapパーティションを作ります。作成ボタンを押します。
Fedora16_028.jpg

「Standard Partition」を選択します。
Fedora16_029.jpg

ファイルシステムタイプは「swap」、容量は4096MBを指定します。
Fedora16_030.jpg

続いてbootパーティションを作ります。作成ボタンを押します。
Fedora16_031.jpg

「Standard Partition」を選択します。
Fedora16_032.jpg

マウントポイントは「/boot」、ファイルシステムタイプは「ext4」、容量は500MBを指定します。
Fedora16_033.jpg

最後にルートパーティションを作ります。作成ボタンを押します。
Fedora16_034.jpg

「Standard Partition」を選択します。
Fedora16_035.jpg

マウントポイントは「/」、ファイルシステムタイプは「ext4」、追加容量オプションは「最大許容量まで使用」を指定します。
Fedora16_036.jpg

Nextボタンを押して次に進みます。
Fedora16_037.jpg

フォーマットの警告が出ますが、「フォーマット」を選択します。
Fedora16_038.jpg

確認画面では「変更をディスクに書き込む」を選択します。
Fedora16_039.jpg

ブートローダーについては、「/dev/sda 上にブートローダーをインストール」にチェックをつけて次に進みます。
Fedora16_040.jpg

「ソフトウェア開発」と「Customize now」を選択して、「次」を選択します。
Fedora16_041.jpg

必要なアプリケーションを選択してnextボタンを選択します。
今回も例によって、「デスクトップ環境」「アプリケーション」「開発環境」「ベースシステム」のカテゴリについては、すべてのソフトウェアを選択しています。
Fedora16_042.jpg

インストールが始まります。
Fedora16_043.jpg

Fedora16_044.jpg

DVDが切断されていることを確認して、再起動ボタンを押します。
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Fedora16_046.jpg

再起動後のGRUB画面です。
「Fedora Linux, with Linux 3.1.0-7.fc16.x86_64」を選択しますが、5秒待てば、それが選択されるので、そのまま待ってもよいでしょう。
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OSが起動します。
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再起動後、表示されたようこそ画面で次へ進みます。
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ライセンス情報を確認して進みます。
Fedora16_051.jpg

日付と時刻が正しいことを確認して進みます。
ホストOSでタイムサーバとの同期をとっているため、「ネットワーク上で日付と時刻を同期化します」にはチェックを付けません。
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一般ユーザを作成します。
管理作業を行う必要がある場合には、「管理者グループに追加」にチェックをつけておくとよいでしょう。
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プロフィールを送信するかどうかは任意ですが、今回は送信しました。
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ログイン画面が表示されます。
Fedoraのロゴではなく、GNOMEのロゴになっています。
作成したユーザを選択して、ログインします。
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セッションは、デフォルトでGNOMEとなっています。
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VMware Player4.0でも、GNOME3を読み込むのに失敗した旨、メッセージが表示されます。
Fedora15の時は、VirtualBoxだとGNOME3が正常動作することを確認しましたが、フォールバック・モード(basic videoモード)のほうが使いやすいので、このままでいいかも。
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Fedora15の時と違ってネットワークは最初から有効になっています。
Fedora16_058.jpg

続いてVMware Toolsをインストールします。
VMware Playerのメニューから、「仮想マシン」→「VMware Toolsのインストール」を選択します。
Fedora16_059.jpg

自動的にCD-ROMがマウントされます。
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続いて端末を開きます。
Fedora16_061.jpg

Fedora16_062.jpg

次のコマンドを実行します。
$ su -
(パスワード入力)
# cd /tmp
# tar zxpf "/media/VMware Tools/VMwareTools-8.8.0-471268.tar.gz"
# cd vmware-tools-distrib
# ./vmware-install.pl

Fedora16_063.jpg

質問にはすべてEnterで答え、デフォルト値を使用します。
Fedora16_064.jpg

認証のダイアログが出たら、現在のログインユーザのパスワードを入力します。
Fedora16_065.jpg

いくつか警告やエラーが出ますが、VMware Toolsのインストールは終了します。
Fedora16_066.jpg

次のコマンドを実行します。
# /usr/bin/vmware-user

Fedora16_067.jpg

これでVMware Toolsのインストールは完了です。
Fedora16_068.jpg

「ソフトウェアの更新」をクリックします。
Fedora16_071.jpg

129個の更新が見つかりました。更新をインストールします。
Fedora16_072.jpg

続行します。
Fedora16_073.jpg

一度ログアウトしてログインしなおします。
Fedora16_074.jpg

再ログイン後、ソフトフェアの更新を確認するとすべて最新となっていることが分かります。
Fedora16_075.jpg

最後にディスプレイの解像度を設定しておきます。
Fedora16_076.jpg

参考までに、GNOME以外のウインドウ・マネージャーを使った場合の画面を紹介します。

KDE
Fedora16_077.jpg

LXDE
Fedora16_078.jpg

Openbox(これでいいの?)
Fedora16_079.jpg

Xfce
Fedora16_080.jpg

以上です。
タグ:Fedora
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