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Ubuntu 11.04(Server版)のインストール [Ubuntu]

Ubuntu のDesktop用とServer用の違いって、付属しているソフトのみかと思ったのですが、インストーラは、全く異なるようです。
Ubuntu 11.04のServer版をVMware Player環境にインストールして試してみようと思います。

インストール用のメディアは、次のページからDownload optionsとして「Ubuntu 11.04 - Latest version」と
「64-bit - (recommended)」を選択し、Start downloadボタンを押してインストーラCDをダウンロードします。
http://www.ubuntu.com/download/server/download

なお、ダウンロード可能なのは、最新版の11.04と直近のLTSである10.04LTSとなっています。

新規仮想マシン作成時には、簡易インストールを使用しないようにするため、「後でOSをインストール」を選択します。
ubuntu1104_server_001.jpg

ゲストOSはLinux→「Ubuntu 64 ビット」を選択します。
ubuntu1104_server_002.jpg

その他の仮想マシンの設定は、次の通りです。

ディスク容量:32GB
メモリ:4096MB
CPUコア数:4
CD/DVD:ダウンロードしたISOイメージファイルを使用

仮想マシンを保存後、起動します。
最初の画面で言語として日本語を選択します。
この選択画面は自動で表示されましたが、もし表示されていなければ、F2キーで表示できます。
ubuntu1104_server_003.jpg

続いて、F3キーを押し、キーマップがJapanになっていることを確認します。
ubuntu1104_server_004.jpg

F4キーを押し、モードは標準となっていることを確認します。
ubuntu1104_server_005.jpg

F5キーを押し、アクセス補助はなしになっていることを確認します。
ubuntu1104_server_006.jpg

F6 その他のオプションは設定しません。
メニュー一番上の「Ubuntu Serverをインストール(I)」を選択して、実行します。
ubuntu1104_server_007.jpg

インストーラの翻訳が完全ではない旨、表示が出ますが、「はい」を選択します。
ubuntu1104_server_008.jpg

国は日本となっていることを確認します。
ubuntu1104_server_009.jpg

ホスト名を入力して続けます。
ubuntu1104_server_010.jpg

タイムゾーンが「Asia/Tokyo」となっていることを確認して、「はい」を選択します。
ubuntu1104_server_011.jpg

パーティショニングについては、「ガイド - ディスク全体を使う」を選択しました。
ubuntu1104_server_012.jpg

ディスクは1台しかないので、表示されたものを選択します。
ubuntu1104_server_013.jpg

ディスク書き込みの確認が出るので「はい」を選択します。
ubuntu1104_server_014.jpg

ベースシステムのインストールが始まります。
ubuntu1104_server_015.jpg

作成するユーザの本名を入力します。
ubuntu1104_server_016.jpg

ユーザ名を入力します。
ubuntu1104_server_017.jpg

ユーザのパスワードを入力します。
ubuntu1104_server_018.jpg

確認のため、パスワードを再入力します。
ubuntu1104_server_019.jpg

ホームディレクトリの暗号化については、今回は「いいえ」を選択しました。
ubuntu1104_server_020.jpg

プロキシは、ブランクのままとしました。
ubuntu1104_server_021.jpg

アップデートについては、「セキュリティアップデートを自動的にインストールする」を選択しました。
ubuntu1104_server_022.jpg

ソフトウェアについては、今回は試しでインストールするだけなので、「Manual package selection」のみを選択しました。
ubuntu1104_server_023.jpg

ここで、インストールするパッケージを選択できます。
ubuntu1104_server_024.jpg

うっかり「g」を押したら、インストールが始まってしまいました。
ubuntu1104_server_025.jpg

一旦この状態で、「q」を押します。
ubuntu1104_server_026.jpg

「Yes」を選択します。
ubuntu1104_server_027.jpg

マスターブートレコードにGRUBをインストールするかとの問いには、「はい」を選択します。
ubuntu1104_server_028.jpg

CDが切断されていることを確認して続けます。
ubuntu1104_server_029.jpg

再起動後のGRUBメニューでは、一番上の
「Ubuntu, with Linux 2.6.38-8-server」を選択します。
ubuntu1104_server_030.jpg

コマンドラインでのログインとなります。作成したユーザでログインします。
ubuntu1104_server_031.jpg

ログインしました。
ubuntu1104_server_032.jpg

しかし、どうも日本語メッセージが文字化けしているようです。
ubuntu1104_server_033.jpg

対応としては、まず、以下のコマンドを入力して、ホームディレクトリの.bashrcをnanoエディタで開きます。
$ nano ~/.bashrc

ubuntu1104_server_034.jpg

ファイルの末尾に以下の内容を追記します。
case $TERM in
linux) LANG=C ;;
*) LANG=ja_JP.UTF-8 ;;
esac

入力完了後、Ctrl+Xキーを押します。
ubuntu1104_server_035.jpg

文字が化けてしまっていますが、「Y」を入力します。
ubuntu1104_server_036.jpg

このまま、Enterを押します。
ubuntu1104_server_037.jpg

ubuntu1104_server_038.jpg

続いて、次のコマンドにより、変更を反映させます。
$ source ~/.bashrc

ubuntu1104_server_039.jpg

メッセージは、英語になったことが確認できます。
ubuntu1104_server_040.jpg

rootでの作業時にも同じ現象が発生しうるため、次のコマンドでrootにスイッチ後、上記と同じ方法で、~/.bashrcファイルに追記をします。
$ sudo su -

ubuntu1104_server_041.jpg

ubuntu1104_server_042.jpg

ubuntu1104_server_043.jpg

ubuntu1104_server_044.jpg

ubuntu1104_server_045.jpg

ubuntu1104_server_046.jpg

ubuntu1104_server_047.jpg

サーバ用途では、GUIは必ずしも必要ではありませんが、あったほうが便利だと思うので、
VMware Toolsとデスクトップ環境をインストールします。
まず、VMware Toolsをインストールするのに必要なmake、gcc、linux-headersをインストールします。
次のコマンドを入力します。
$ sudo apt-get install make gcc linux-headers-`uname -r`

ubuntu1104_server_048.jpg

ディスク容量の確認については、「Y」を入力します。
ubuntu1104_server_049.jpg

make、gcc、linux-headersのインストールが完了しました。
ubuntu1104_server_050.jpg

続いてVMware Toolsをインストールします。
VMware Playerのメニューから、「仮想マシン」→「VMware Toolsのインストール」を選択します。
ubuntu1104_server_051.jpg

次のコマンドを入力し、CDROMをマウントします。
$ sudo mount /dev/cdrom /media/cdrom

ubuntu1104_server_052.jpg

/media/cdrom にVMwareToolsのファイルがマウントされていることを確認します。
ubuntu1104_server_053.jpg

次のコマンドでワーキング ディレクトリに移動します。
$ cd /tmp

ubuntu1104_server_054.jpg

次のコマンドでrootにスイッチします。
$ sudo su -

ubuntu1104_server_055.jpg

次のコマンドでインストーラを展開します。
# tar zxpf /media/cdrom/VMwareTools-8.4.6-385536.tar.gz

ubuntu1104_server_056.jpg

インストーラを実行します。
# cd vmware-tools-distrib
# ./vmware-install.pl

ubuntu1104_server_057.jpg

質問にはすべてEnterで答え、デフォルト値を使用します。
ubuntu1104_server_058.jpg

VMwareToolsのインストールが終わります。
ubuntu1104_server_059.jpg

rootアカウントからexitします。
ubuntu1104_server_060.jpg

GUIをインストールするために、次のコマンドを実行します。
$ sudo apt-get install ubuntu-desktop

ubuntu1104_server_061.jpg

Yを入力します。
ubuntu1104_server_062.jpg

処理が終了します。
ubuntu1104_server_063.jpg

次のコマンドで再起動します。
$ sudo reboot

パスワードを求められるので入力します。
ubuntu1104_server_064.jpg

再起動後はGUIでのログインとなります。
ubuntu1104_server_065.jpg

ただし、Unityは使えません。
ubuntu1104_server_066.jpg

端末を開き、次のコマンドを実行します。
$ /usr/bin/vmware-user

ubuntu1104_server_067.jpg

端末を閉じます。
ubuntu1104_server_068.jpg

メニューの表示が英語なので、日本語に設定をします。
「System」→「Administration」→「言語サポート」を選択します。
ubuntu1104_server_069.jpg

「インストール」を選択します。
ubuntu1104_server_070.jpg

パスワードを入力します。
ubuntu1104_server_071.jpg

しばらく待たされた後、言語サポートの画面が開きます。
ubuntu1104_server_072.jpg

スクロールすると日本語が一番下にあります。
ubuntu1104_server_073.jpg

マウスでドラッグして、日本語を一番上に持ってきます。
その後、「システム全体に適用」ボタンを押します。
ubuntu1104_server_074.jpg

パスワードを入力します。
ubuntu1104_server_075.jpg

しかし、言語サポート画面が入力できない状態のままとなってしまったので、
一旦、OSを再起動しました。
ubuntu1104_server_076.jpg

メニューが日本語に変わりました。
ubuntu1104_server_077.jpg

「システム」→「設定」→「モニタ」を開き、解像度を設定しておきます。
ubuntu1104_server_078.jpg

ubuntu1104_server_079.jpg

これで、インストールは完了です。
タグ:ubuntu
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